ギフテッドの集い

ギフテッドの人達がより良い人生を送るために情報交換をするブログです

周囲が幼く見える

こんにちは、やすくんです。


40代半ばに差し掛かり始めたやすくんですが、年々、周囲の人々との乖離が激しくなって来たように感じます。自分で言うのも何ですが、やすくんは一見、どこにでもいそうな人ですし、自分なりに「普通」に生きてきたつもりです。でも、普段考えていることがあんまり他の人達が話題にしないような事が多いので、他の人と話があんまり合わないです。もし、自分が話したい話題だけを話し続けたら、きっと、ほとんどの人は話し相手になってくれないかもしれないと思います。


振り返ると、小学生高学年くらいからこの乖離を顕著に感じるようになってきました。小中学生の頃って、友達が話す内容は漫画やテレビ、スポーツ、ゲームの話が多かったと思います。私は小学生低学年頃から暇な時間は大人が読む本を読んでいたので、こちらが合わせない限り、会話が合うはずもありません。高校に入学した頃には、自分と話題が合う人があんまりいないことをはっきり自覚し始め、自分の話したいことを話さないようになりました。


大学を卒業し、就職した先でも、みんなどうでも良いことばかり気にして生きてるんだなと思いました。誰でも知っている大きな会社でした。最初の上司は、仕事帰りに週刊の少年漫画を買うような人でした。みんな「真面目」に勉強して有名大学を出てきた人達ばかりです。仕事の時はとても一生懸命です。でも、仕事の時間外はどうでも良いことばかり考えているような人が多かったように思います。


ある人の精神的・社会的な成熟度を知りたければ、その人の本棚や手にしている本を見れば良いでしょう。日本人は本を読まない人が多いので、小学生止まりの人も多いかも知れません。一度、周りの人を見てください。電車の中やカフェでスマホを見ている人と読書している人、どちらが多いですか?家族や友人に尋ねてみてください。哲学や科学、歴史、経済、政治、教育、心理などの本を読んでいる人がどれくらいいますか?本屋さんに行ってみてください。どのジャンルのコーナーに一番お客さんが多くいますか?


ギフテッドの子供は、周囲が幼く見えると言います。だから、自分と同じくらいの成熟度である年上の人と付き合いたがります。しかし、時間の経過とともにギフテッドの子供はその年上の人達をも追い抜きます。ギフテッドの子供が大人になる頃には、周囲に付き合いたいと思う人を見つけることは容易ではなくなるのではないかと思います。


自分が普段考えてるテーマについて思いっきり話したり、理解し合ったり出来る友達が欲しい時、大人のギフテッドの人達はどうやってそういう友達を見つけているんだろう?