ギフテッドの集い

ギフテッドの人達がより良い人生を送るために情報交換をするブログです

努力と達成感と、その先にある虚無感

こんにちは、やすくんです。


先日、誕生日を迎え、我が家系的には寿命の折り返し地点を通過しました。往路を振り返ると、色々なことに挑戦した人生で、我ながら面白いものだと思います。


ライフステージ毎にテーマを持ち、目標を掲げ、それに向かって努力し、平均的な人よりも大きなことを達成してきたような気がします。結果が出ると、達成感に溺れ、己惚れることもありました。しかし、時間が経ち、ふと自分の達成したことを見つめた時、自分の成し遂げたことにどんな意味があったのだろうと言う疑問が湧き始めます。絶対的な価値などないのではないかなどと疑問を持ち始め、ついには達成したことの意味を否定し、虚無感に打ちひしがれるのです。


こう言う経験を繰り返していると、新しい挑戦に価値を見出すことが困難になってきます。「どうせ頑張っても、また虚しいだけ」それが分かっているのに、気が付けば、そこにはまた努力する自分がいる…。ビーチで砂の城を作ると、完成した時は嬉しいですが、大きな波が押し寄せると城は流され、また元の砂浜に戻る。作っては崩れ、作っては崩れ、そのうち何のために城を作っていたのか考え始める。暇だったからなのか、なんとなくなのか、誰かに褒められたかったのか、それともまた別の目的だったのか。


「人生の大きなテーマと砂の城を一緒にするな」と言われそうだし、若い頃は自分も同じ様に思っていたけれど、ある頃から「本当に一緒じゃないかな?」と、それまでの自分の常識を疑うようになりました。達成した先に何があるのか考えてしまう、意味を欲しがる、価値を求める。


自分はいったいこの世に、この人生に何を求める?それが今の自分のテーマです。ギフテッドの皆さんはどう思いますか?