ギフテッドの集い

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選挙について思うこと

こんにちは、やすくんです。


知事選、市長選が続き、家の近所は街頭演説等でとても賑やかな毎日です。しかし、「候補者の名前だけ」を拡声器で叫び続けるのは何とかならないものなのかと思います。TVコマーシャルと同じくらいレベルが低いと感じます。


ある日、ポストに立候補者とその公約を纏めた市報が入っていましたので、一通り目を通しましたが、ほとんどの候補者が本質的には「減税して、バラマキを増やす」と約束しています。その財源はどうするのでしょう?家計で考えてみれば実感が容易です。「収入を減らして、小遣いを増やす」と言う事ですからね。


そんなバラマキの代表的なものが「子育て支援」です。国としても、地方自治体としても少子化を防ぎ人口を、働き手を、そして税収を増やしたい。そのことはよく分かります。でも、バラばいても子供の数は増えない。バラまかなくても子供が増えている新興国を見たらそのことは分かるし、自然界を見てもよく分かる(弱い生き物のほうが個体数は多い)。先進国で人口を維持・増加させたいなら、移民を受け入れるしかない。そんなことは欧米を見ても、シンガポールを見ても明らかなのに。当選するためだとは思うが、あたかも真っ当なような大義名分のもとに、税金を効率の悪い使い方に割り当てるのは勘弁願いたいですね。


民主主義下での選挙は基本的に多数決です。有権者が賢くならなければ、賢い人が政治家になることはありません。有権者が自分のことだけでなく、素晴らしい社会の実現について考えないと、素晴らしい社会になることはないでしょう。