ギフテッドの集い

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正義について

こんにちは、やすくんです。


今日は正義について考えてみたいと思います。


映画「ギフテッド」でも、ギフテッドである主人公がいじめっこを殴るというワンシーンがありました。あれは物語の軸となった「数学が得意」というギフテッドの特徴以外に、「正義感がある」というギフテッドの特徴を描いたシーンの一つでした。やすくんはあのシーンにとても共感しました。「正義を貫くための暴力は許されるのか」ということに議論の余地はあると思いますが、少なくともいじめた側が文句を言うのは理には適わないのでないかと思います。


しかし、世の中を見渡すと、正義感を持っている人って少ないですね。私の経験から想像するに、20〜30人に1人くらいしかいないのではないでしょうか?偶然にも、ちょうどギフテッドの割合と同じくらいですね。不思議なのは、みんな子供の頃、アンパンマンなどのアニメを観ますよね。子供アニメの主人公ってだいたい正義の味方なのに、そういう主人公のようには育たないんですね。もしかしたらバイキンマンに憧れちゃうのかな(笑)それとも、アンパンチの強さだけに憧れちゃうのかな(笑)


「正義」という概念は理性の枠の中にあるものだと思います。それは社会やコミュニティー、人間関係を維持するために必要なものだと思います。「正義」を放棄するということは、喧嘩や戦争、環境破壊などに繋がるのだと思います。「正義」とは一種のルールなのだと思います。それを守らなければ、ペナルティを受けたり、怪我をしたり、社会的に不利な立場になったりします。


不思議だなと思うのは、義務教育である小中学校で「正義」についての教育ってないんですよね。個人的には二次方程式を教える前に、正義についてしっかりと教育してみたら良いのではないかと思います。義務教育って、その国の国力を上げるために行う教育です。社会のルールである正義を教えずして、どうやって社会を効率的に維持するのでしょう?企業であれば、新人教育の際に会社のルールを教えます。自動車教習所でも運転ルールを教えます。学校は社会に人を送るための教育の場なのですから、社会のルールを教えたほうが社会全体の効率が上がると思います。


正義がもっと重要視される社会になったら良いですね。