ギフテッドの集い

ギフテッドの人達がより良い人生を送るために情報交換をするブログです

書籍の紹介:「平気でうそをつく人たち」

こんにちは、やすくんです。


本日は書籍の紹介です。
タイトルは「平気でうそをつく人たち - 虚偽と邪悪の心理学」です。著者である精神科医のペック氏(名著「愛すること、生きること(原題:"The Road Less Traveled")」の著者)が前半で問いかける「この世は悪で汚染されているのか、それとも善で汚染されているのか?」にとても大きな衝撃を受けました。


「悪で汚染されている」とは、人間は元来、善なるものであると言う事だと思いますが、「善で汚染されている」とはつまり、人間は生まれつき悪であり、成長に伴って善に染まると言う様に解釈出来ます。この辺りはキリスト教の「原罪」と言う考え方なのでしょうか?それとも、「成長する」=「善で汚染される」と言う考え方なのでしょうか?まぁ、善悪の定義自体が文化や宗教、価値観や視点によっても変わりますので、善悪どちらで汚染されているのかは断言が困難かと思いますが、それでも、ドキッとさせられる問いかけです。


それ以外にも、この本には色々と教えられました。ネタバレは良くないので、ここではあまり多くはお話ししません。是非、多くの人に読んで頂けたらと思います。